TOP > ビジネスレポート > サークルケイ四国 株式会社
「本物の味」でブランドイメージを確立させたK’s。新たな展開で、さらなる価値の向上を目指す。

 四国生まれのコンビニ商品、「K,s Cafe」の誕生から3年半。サークルKを利用する消費者の多くが認知し、また、購入経験を持つブランドへと成長した。そのイメージは、ズバリ、高付加価値商品だ。値段よりも価値観で選ばれるブランドとして、K,sは定着した。そしてさらに新たなK,sが、消費者の心をつかもうとしている。

K,sブランドに大きな手応え

 これまでのコンビニでは味わうことのできなかった「本物の味」を追求した「K,s Cafe」。価格よりも価値を重視したこのブランドの存在は、四国(一部広島)のサークルKのブランドイメージを大きく向上させてきた。
 また、2005年11月から展開中の、高級デパ地下食品を意識したパスタやサラダなどの「K,s Dining」も確実に新たなファンを獲得しつつある。
 サークルケイ四国株式会社商品企画室、加藤正弘統括マネージャーは「(他の商材より)値段が若干高くても、よく売れています。何度もご購入いただいているお客様も多く、『おいしい』という声もいただいています。ライフサイクルの比較的短いコンビニ商材の中で、長く愛される商品へと育ってきたのではないでしょうか」と手応えを語る。
 現在、「K,s Cafe」30アイテム、「K,s Dining」16アイテムがあり、4月には新たな商品も登場する予定だ。

高知県でも人気

 四国と一部広島のサークルKのみで展開されているK,sブランドだが、コンビニにおける客単価が低いと言われる高知県でも、売れ行きは好調だという。「高知県のお客様は新しい商品への理解も高く、おいしいものにお金を使っていただける傾向にあるようです」(同、加藤氏)。新しい物好きで、外食、中食の好きな県民に、K,sブランドはしっかりと浸透している。

地域に根ざした商品づくりはさらに進化

 K,sブランドは、基本的に地域の有力企業の協力を得て、開発・製造されている。これは、地元企業と共に開発し共に儲けることで、地域全体を活性化していきたいという同社の信念に基づいたものだ。
 こうした取り組みはさらに進化しており、食材そのものの仕入れも四国の企業を使い、四国の素材によって、四国の消費者の口に合う商品づくりを行っている。「四国の各分野のプロフェッショナルが集まることで、消費者のみなさんに喜んでもらえる工夫と、特長のある味づくりを目指しています」(同、加藤氏)。
 同社と協力企業のこうした努力が、K,sブランドの付加価値を創造し、消費者の心をつかむ力となっている。

K,sブランドに新たな展開

 同社ではK,sブランドを生かした新たな展開を進めており、昨年12月、松山市内の店舗で新たなK,sスタイルの提案を行っている。
 毎日店内で焼き上げられる、スイス生まれのヨーロピアンブレッド「K,s Bread」や、挽きたてコーヒーの「K,s ESPRESSO BAR」、そしてこれらのK,sブランドすべてを、店内で楽しんでもらう(イートイン)ための「ダイニングポート」。どのサービスも他店との差別化、顧客層の拡大に大きな成果を上げている。K,sブランドは、コンビニエンスストアに新たな価値を創造し、未来を開く存在とも言えそうだ。
 同社では今後もこうした新たなサービスを提供する店舗を企画しており、高知県内への進出にも期待したいところだ。
 また、4月3日には「K,s Cafe」の新商品も投入予定で、期間限定の日本酒とワインも登場する。アルコールとダイニングメニューという、新たな提案にも注目したい。
 さらに、ポイントカードによるプレゼントキャンペーンも実施することになっており、スタンプを20個集めれば、K,sのオリジナルエコバッグがもらえる。実施は4月3日から。

 

 多くのコンビニエンスストアが様々な業態を模索し、他店との差別化を急ぐ中、いち早く高付加価値自社ブランドの確立に成功したサークルケイ四国。そのブランド力を生かしながらも、常に新しいサービスを開発・提供しようという同社の姿勢が、サークルKの人気につながっている。

 

サークルケイ四国 株式会社

本社:愛媛県松山市勝山町1‐14‐1タウンビル5F TEL089・913・0188 FAX089・913・0100
高知事務所:高知市朝倉横町20‐15サークルK高知朝倉横町店2F TEL088・828・8611 FAX088・828・8612
香川事務所・徳島事務所

Copyright © Business Kochi. All Rights Reserved.