外国産楮の参入による価格低迷や、生産者の高齢化、後継者がいないことなどで生産存続が危ぶまれている土佐楮。そこで、楮生産者の保護育成、また紙業界の安定を目的として土佐楮を原料とした美術用紙「大濱紙」が誕生した。これは、美術商である淺木正勝氏(東京都、丸栄堂)の呼びかけで、高知県内外から集まった紙の研究者・技術者らが伝統的な製造技術を復興させて作った日本古来の「かみ」。
日本の楮で作られる紙は品質が良く、保存性にも優れているため、重要美術作品の基底材料として利用されるなど、世界的に必要とされている美術素材。新ブランドの誕生によって伝統の土佐楮の継承に期待がかかる。
同紙の製造はいの町で行われ、取扱は株式会社かみ屋(東京都中央区)が行う。
株式会社 かみ屋
東京都中央区日本橋室町3-3-5 室三ビル3F TEL /FAX 03-3231-2886
HP http://www2.ocn.ne.jp/~kamiya63/