|
現在位置:トップページ>プライムパーソン>宮地貴嗣氏さん
宮地電機株式会社 代表取締役専務 宮地貴嗣氏さん
「高知県が好きです。高知県を誇りに思います。」

2003年、(社)高知青年会議所創立50周年という大きな節目に理事長を務め、2005年度、(社)日本青年会議所高知ブロック協議会会長となった宮地電機株式会社 代表取締役専務の宮地貴嗣氏。「高知を元気にしたい」という一念で、さまざまな公職を務め、高知のため四国のためにと日々奔走する。
公の活動にとても積極的ですね。
「どの活動にも一貫しているのは、高知の街を元気にしたいということですね。その延長として自分ができること、自分に向いていることをやっていく、という考えで取り組んでいます。」
高知がもっと元気になっていくためには、何が必要だと?
「日本青年会議所高知ブロック協議会の会長所信として掲げているのですが、私たちに足りないのは『PRIDE』ではないかと。『誇り』ですね。この高知を『誇り』に思うということです。
高知を良くしていくには、私たちがこの高知に『誇り』を持つこと、誇りを持てるようにすることが重要。そのためには、高知が県外に誇れるもの、高知にしかないもの、魅力的なもの、高知県の持っている貴重な資源を、もっともっと高めていかなければなりません。例えば、観光や第一次産業に関わる分野など。
今は、自信を失ってしまっている状態です。もう一度、高知県の『誇り』を見つめ直し、県外にアピールしていかなければならないと考えています。」
最近は、南国高知フットボールクラブ事務局長としても各メディアに登場されていますね。
「町おこしと言ってしまうと大げさかもしれませんが、それに近いものだと考えています。きっかけとなったのは、コンサドーレ札幌の高知県後援会事務局長をやらせていただいたこと。北海道の人のコンサドーレ札幌に対する思いは本当にすごい。自分たちの住んでいる北海道に誇りを持っているんですね。他には負けんぞ!と郷土愛を表現している。果たして、私たちにこれほどに応援する対象があるのか。高知を象徴しているものがあるのか・・・・。
そこで先程の『PRIDE』につながるわけですが、高知にだって南国高知FCというサッカーチームがある。自分たちが応援するチームが地元にあるということを誇りに思って、私たちみんなが一生懸命応援して、盛り上がって、元気になっていければいいんじゃないかと。
もちろんJFL昇格も夢ではありますが、あくまでそれは結果。まずは、サッカーをされている方や、高校や大学でされていた方にとって、地元でサッカーを続けていくことができる受け皿になることも大切だと考えています。
おかげさまで、去年に比べて観客数は増えています。皆さん、もっともっと応援に来てください。」
本業についてもお聞きします。今や電車通りを代表する商業施設となったラ・ヴィータ高知店ですが、その誕生に深く関わったとか。
「93年の5月に開店しましたが、計画そのものは89年からです。当時、私は大学生だったのですが、計画段階から会議などに出席させていただいていました。私自身がやりたかったことや、思い描いたことを実現していく大きなチャンスだったと思います。
元々、宮地電機という会社は卸売業が本業ですから、お客様というのは一部の電気工事店さんが中心で、当時、一般の方が宮地電機で何かを買うということはありませんでした。
しかし、この本町の一等地で卸売業を中心にやっているのは高知市民にとってマイナスではないか。多くの方に使っていただける、多くの方に喜んでいただける場所、そういうビジネスをしなければならないのではないかとの考えから、電気を中心にしながら、生活全般を提案するという商業施設を目指しました。特にウエディングホールとしては、12年を経て、ひとつのブランドとして浸透することができたのではないかと考えています。」
中心市街地の空洞化も懸念されていますが。
「大型郊外店との決定的な違いは、やはり駐車場。郊外店ならば、何も買わなくても駐車場は無料。中心市街地で何も買わなかったら、駐車場代だけがかかってしまう。品揃えや接客以前に、こうした競争関係があるのです。
実は弊社で独自にやっていることがあるのですが、ラ・ヴィータ高知店1階のマコーズベーグルカフェでは、例えベーグル1個のお買い上げでも、帯屋町筋の駐車場すべて2時間無料にしてあります。中心市街地に車を止めて、できるだけぶらぶらして楽しめる環境、賑わいをつくり出していこうという取り組みです。
弊社がやっているようなことでも、できる範囲の会社やお店に賛同してもらえれば、多少なりとも賑わいを取り戻していけるのではないかと考えています。
現在中心市街地は映画館やスーパーの撤退など大きな懸案事項を抱え、一企業や個店では乗り越えられない壁もあります。でも逆に再開発の可能性が広がるということでもあります。今こそ、自分たちの街が良くなれば自分たちの商売も良くなっていくという考え方をもって、『誇り』に思える街づくり・人づくりを考えるときなのではないでしょうか。」
∧ページTOPへ 記事一覧へ>
|