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平成19年度 土佐のいい物・おいしい物発見コンクール

【大賞】加工食品部門、農林水産物部門

 平成19年度土佐のいい物おいしい物発見コンクール入賞商品が発表された。このコンクールは、県内事業者の商品を対象に、今後の販路拡大の可能性を審査し、優位性が高い商品(いい物・おいしい物)をコンクール形式で選定するというもの。平成12年から実施しており、今年度が7回目(昨年は実施せず)。今回は、従来の加工品・非食品部門に加え、農林水産物部門を新設。対象を一次産品にまで広げた。応募された商品については、県産品ブランド室が中心となって、そのPRに努めるとともに、各商品に寄せられた専門家や消費者の意見、声を各事業者にフィードバック。今後の商品開発、改良に役立てられる。
 今回応募があったのは、加工食品105点(59事業者)、非食品14点(9事業者)、農林水産物20点(14事業者)の全139点、76事業者。これらを流通や商品企画、食文化の専門家5名が審査。加工食品部門、農林水産部門の各大賞(非食品部門は該当商品無し)と、奨励賞10点が選ばれた。
 大賞には、各商品のPRオリジナルパンフレットと販路拡大のための販促ツール(大型ポスター等)一式の制作が、奨励賞には、同じく販路拡大のための販促ツール一式の制作が副賞となっている。また、全国の地方新聞社が共同で運営するショッピングモールでの紹介、販売。量販店や帯屋町における展示・試食会も行われる予定だ。

協力:高知県商工労働部 県産品ブランド室
TEL088‐823‐9753 FAX088‐873‐0450




加工食品部門 大賞
無添加フルトマ完熟ゼリー


 
 加工食品部門の大賞となったのは、土佐銘菓「土左日記」で知られる青柳の「無添加フルトマ完熟ゼリー」。全国的に有名となった土佐市蓮池、池一菜果園のトマトジュースを使った無添加のゼリーだ。
 同社はこれまでもPB(相手先ブランド)でのトマトゼリーを製造していたが、自社ブランドを作るに当たり、従来のトマトピューレではなく、県産フルーツトマトの利用を検討。高糖度で栄養価が高く、美容にも良いと人気を呼んでいる池一菜果園のトマトジュースに目を付けた。
 老舗ブランドと急成長ブランドの共同開発で生まれたこの商品は、昨年7月の発売以来順調に売れており、消費者や関係者の高い評価を得ている。今年は全国展開の年となりそうだ。
 審査では、高知県の特産物であるフルーツトマトを材料として使用しており、しっかりとしたトマトの味とみずみずしさ、甘さが生かされている点。また、デザイン・パッケージが優れていること、添加物を使っていないということが高く評価された。


株式会社青柳
高知市大津乙1741
TEL088-866-2389 FAX088-866-2319




農林水産物部門 大賞
だるま文旦



 今年新設された農林水産物部門で大賞を受賞したのは、JA高知はた宿毛支所(文旦生産部会)の「だるま文旦」。温暖な気候を生かし、「樹なり」で越冬完熟させるこの地区の文旦は、自然の甘みと旨味が凝縮された人気の高い商品。
 文旦は見た目による食味の判断が困難で、出荷ケースや玉単位で味にばらつきが出てしまうことがある。そこで同支所では光センサー選果機を導入し、各玉の糖度や酸度を計測。食味の安定した文旦を出荷することで、宿毛産の土佐文旦のブランド化を図ってきた。
 そして昨年、特に糖度や酸味など食味のバランスが取れた質の高いものだけを、宿毛市で見られる「だるま夕日」にちなんで「だるま文旦」としてブランド化。夕日をデザインした化粧箱も作成した。
 さらに、果実の玉ごとにインクジェット印刷によって生産者番号を印字し、トレーサビリティ(生産履歴の追跡)にも対応している。
 審査では、宿毛を象徴するだるま夕日をモチーフとしたネーミングや、文旦全体のイメージアップを図ろうという取り組みが高く評価された。


JA高知はた宿毛支所
宿毛市南沖須賀1-1
TEL0880-63-2194 FAX0880-63-5550

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