
新聞は朝刊1部で、学生のみなさんは忙しいので、「そんなにたくさん読む時間なんてないよ」という声が聞こえてきそうです。でも、大丈夫。新聞は、全てを読む必要はないのです。
1面から最終面まで、パラパラとめくっていってください。なんとなくをながめるだけでOK。気になる見出しがあったら、を読んでみよう。さらに、もっと知りたくなったらを読んでください。

新聞記事は、大事なものはに書いてあります。それが原則です。しかも、記事の最初の段落(前文、リードともいう)に、そのされています。そして、後ろにいくほど個別の内容をしていくの構造になっています。これは、新聞というメディアの特長です。
新聞紙面に、新しいニュースを次々に入れていたら紙面はあふれてしまいます。でも、ニュースは刻一刻と発生していきます。重大なニュースも飛んできます。そこで、新しい記事を入れるためには、それまでに入っている原稿を短く削るか、原稿の掲載をやめるか、どちらかしかありません。そこで、すぐに原稿を短く削ることができるように、文章の後ろの方を削っても意味が伝わるように、なのです。
みなさんは、まず記事の内容を要約したを読んでみてください。さらに、興味があれば、と読んでみる。どんどん自分のアンテナにひっかからない見出し(記事)は、パラパラと読み進んで、こんな読み方をお勧めします。

